おこもり老け顔になっていませんか?1日1分でOK!若返りのツボ

症状別のツボ紹介

人と会う機会が少なくなっている今、一日中表情をあまり動かさない方も多いのではないでしょうか。

また、リモートワークや自粛でパソコンやスマホを操作することも多くなり、集中しすぎて眉間にシワが寄っていませんか?

表情を動かす機会が減ると顔の筋肉は衰えてたるみ、眉間のシワがクセになってしまうと、あっという間に老け顔になってしまいます。いつもより時間ができている今だからこそ、しっかりケアしておきましょう。

顔には様々な表情を生み出す筋肉「表情筋」がある

顔にはたくさんの表情筋と言われる筋肉があります。この表情筋が柔軟に動くことで多彩な感情を表現することができます。

また、動かすことで筋肉が適度に鍛えられることで、皮膚を内側からしっかり支えハリのある顔をキープすることができます。

この表情筋は動かさないと、あっという間に衰え、コリ固まります。

筋肉が衰えコリ固まると血液やリンパの循環が悪くなりむくみやすくなることで、本来の骨格よりも顔が大きくなり、笑顔などの表情が硬くなるなど、老けて見える顔になってしまいます。

若返りに重要な表情筋

ここでは特に若々しさを保つために重要な表情筋を紹介します。

大頬骨筋(だいきょうこつきん)、小頬骨筋(しょうきょうこつきん)

口元から頬にかけて付く筋肉で、口角を斜め上に持ち上げる筋肉です。

作り笑いをするとコリやすく、あまり笑わないと衰えて口角が下がってしまい、笑顔が硬く不自然になってしまいます。

・咬筋(こうきん)

エラのところの筋肉、歯をぐっと噛み締めると張り出してくる筋肉です。

「エラが張っていて顔が大きくみえる、骨格だから仕方ない」と諦めている方の大多数がこの咬筋が硬くコリ固まっていて大きく見えているだけです。咬筋がほぐれるとフェイスラインがスッキリして顔が小さく見えます。

・口輪筋(こうりんきん)

唇のまわりにあって、口を閉じたり尖らせたりする筋肉です。

この筋肉がうまく動かないと、口元のたるみや、口がぽかんと開いたままになったりします。

・皺眉筋(すうびきん)

眉毛にある筋肉で、眉間に縦シワを作る筋肉です。この筋肉が硬くなると、眉間にシワが入ったまま元に戻らなくなってしまいます。

表情筋をほぐして若返り効果を期待できるツボ

では、それぞれの表情筋のコリをほぐすポイントである、若返りのツボをご紹介します。

顔のツボ

・大頬骨筋のケアに

◆下関(げかん)

もみあげの前方で、口を開けると凹んで、閉じると張り出すところ。顔全体の血流をアップするツボ。顎関節症の治療にも使われます。

・小頬骨筋のケアに

◆顴髎(けんりょう)

頬骨の一番とがったところ。骨の内側にぐっと力を入れて刺激するとツーンと痛みがでるところです。

・口輪筋のケアに

◆地倉(ちそう)

口角の外側、ほうれい線ができるところ。コリ固まっていると、押すと痛みがでやすいです。

・皺眉筋(すうびきん)のケアに

◆攅竹(さんちく)

眉毛の内端。押すとツーンと痛みがでるところ。目の疲れ、眼精疲労の解消にも効果的です。

自宅でできるツボ押し法

上記で紹介したツボ、指で押して刺激するだけでもいいですが、先が尖っていない棒で刺激するのがオススメです。

(先が鋭利に尖っているものを使用すると、皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので注意してください。)

時間は、1つのツボを1回につき3秒程度を2回ずつ刺激します。

全部で1分少々で充分です。

使いやすいのは、メイクブラシの柄の部分。

よくアイシャドウやリップなどを塗るために使う細めのメイクブラシの柄のお尻側の先端でツボ押しをします。

指で押すときよりもさらにツーンと心地よい刺激が入るので、お好みの強さで調整してみてください。

ツボ押しを続けることで、徐々に表情筋のコリがほぐれ、若々しい顔を保つことができるので、ぜひ毎日のケアに取り入れてみてくださいね。

美容鍼では、これらのツボに加えて表情筋の固まっているところを狙って鍼を刺してコリをほぐします。
顔のコリがひどい方や一度リセットしたい方は、ぜひ一度美容鍼もおためしください(^-^)

 

 

 

 

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