パーソナル鍼灸Pintは福岡市中央区六本松駅近くにあるサロンです。
1階には「フスクコーヒー&バゲット」でおいしいコーヒーやお酒も愉しめ、六本松の癒しスポットになっています。
今日はPintができるまでのストーリーをご紹介させてください。
院長の決意
院長の端場仁大は、熊本県天草市で男3人兄弟の末っ子として生まれ、地元愛に溢れた釣り好きの穏やかな青年です。
昔から人に喜んでもらうことが大好きだった院長は、福岡のリラクゼーションサロンでセラピストになる道を選び、たくさんのお客様の癒しのお手伝いをしていました。
セラピストとして仕事をしていたある日、衝撃的な事件が起こります。
「お父さんが脳梗塞で倒れた」
連絡を受け病院に駆けつけた院長は、ひとまず父の命が無事だったことに安心しました。しかし、父には後遺症として左半身麻痺が残ってしまいました。
突然身体が思うように動かなくなり不自由な生活を強いられ、麻痺によって手足もガチガチに固まって辛そうにしている父の姿をみて、「何か自分にできることはないか、何かしなければ」と模索し始めました。
そんなときに様々な巡りあわせから「鍼灸」に出会います。
「鍼灸だったら、お父さんの麻痺で固まった手足もなんとかなるかもしれない」
「鍼灸があれば、お父さんのように困っているひとの助けになれるかもしれない」
様々な文献を調べ脳梗塞後の後遺症に鍼灸が有効な事例もあることを見つけ、少しでも父の助けになれれば、と鍼灸師になることを決意しました。
過酷な修行時代
鍼灸師になることを決意し、25歳で鍼灸専門学校に入学。3年間必死で勉強して無事に国家試験に合格。晴れて鍼灸師になった院長は、鍼灸技術を学ぶために大手整骨院チェーンに入社します。
そこで待っていたのは、過酷な毎日でした。
有名店だった治療院には毎日たくさんの患者さんが来院し、休む暇もなく目が回るような忙しさの中、朝から夜中まで仕事をしました。短い睡眠時間をなんとか確保するのがやっとの毎日、通勤時間すらもったいないと治療院で寝泊まりする日々でした。
これでいいの?
週に1回の休日は疲れ果ててひたすら眠りつづけ、週6日は1日中おびただしい数の患者さんの施術。
そんな毎日を送る中で「これでいいのか?」と疑問をもつようになります。
痛みや不調を抱えた患者さんが来院しても、他にもたくさん患者さんがいるので、一人ひとりにゆっくり時間をかけることができません。短い時間で問診と施術を行い、コミュニケーションを十分に取ることもできすに「また来てください」と帰ってもらう。
「もっと患者さん一人ひとりの身体のこと、生活のこと、ゆっくり話を聞きながらしっかり施術をしたい」
そんな思いがどんどん大きくなり、開業して自分の思うようなスタイルで治療ができる場所を作ることを決意します。
パーソナル鍼灸Pintの誕生
延べ約2万人の施術を担当した修行時代を終え、六本松に場所がみつかり、開業をすることになりました。
「パーソナル鍼灸Pint」の名前
「パーソナル」は、院長の経験から「一人ひとりと丁寧に向き合えるように」との思いから、
「Pint」は「一人ひとりに’ピント’(焦点)を合わせたい。」という思いから名付けられました。
店内はほとんどが院長の手作りDIY
「せっかく思いをもって開業した治療院、丁寧に心を込めて空間作りをしたい」という院長のこだわりから、壁紙や棚や看板、トイレや受付カウンターなど、ほとんどのものが院長の手作りです。
開業から2年経った今でも、来てくださる皆様が快適に過ごしてもらえるようにと、院長が心をこめて店内を少しずつ手作りで改良しています。
1度ご来院いただいた方は次にいらっしゃったときには、どこか改良されて変化しているところがないか、ぜひ探してみてくださいね。
パーソナル鍼灸Pintをどうぞよろしくお願いいたします。
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